日本海をバスで北上し、宗谷本線で帰るワンデーツアー、音威子府の黒い蕎麦を求めて(2014年9月6日)
札幌から特急で深川へ。留萌線で留萌まで行き、留萌からは沿岸バスに乗り換え豊富温泉へ。車窓左に日本海を拝しながらひたすら北上。留萌からバスで2時間10分の旅。
豊富温泉で入浴。ナトリウム塩化温泉だが、通称「油風呂」。何とも言えない石油の臭い。有名な牛乳とエゾシカジンギスカンで昼食。
豊富から宗谷本線で音威子府へ。音威子府村は人口700人台。全国で特急の止まる駅で最小人口だ。
何のために?これ以上黒い蕎麦はないと言われる音威子府そばを食し、時間があったので士別までJRで南下。士別と言えば「サフォーク」。これはたまらない。やみつきになる。帰路へ。
1DAYタイムスケジュール【約650㎞】
札幌 6:51 〜(JR函館本線)〜 7 :56 深川 8:05 〜(JR留萌線)〜9:00 留萌 9:10 〜(沿岸バス)〜 12:42 豊富温泉 13:42 〜(沿岸バス)〜 13:56 豊富 14:26 〜(JR宗谷本線)〜 15:47 音威子府 17:20 〜(JR宗谷本線)〜 18:55 士別 19:52 〜 (JR宗谷本線・函館本線)〜 21:55 札幌
マルさんより
なかなかバスでサロベツ原野に行こうと方はいない。ひたすら日本海を眺めるのもいいものだ。トナカイ牧場、天塩温泉など途中下車してみたいところがあるが、ワンデーではあきらめるしかない。

豊富温泉は一度訪ねたかった。「油風呂」がどんなものなのか。体験してみるしかない。風呂は湯治用と一般用とふたつあるが、両方で浴びる。湯治用は石油の臭いが強く湯質も重い。湯面に油が張るという稀な温泉だ。全国からアトピーの治療で湯治に来ている人が多いと聞いた。

豊富は牛乳で有名。牛乳と牛乳ソフトクリームは是非もの。エゾシカのジンギスカンがあったので食したが、これが予想以上に柔らかい。即ファンに。エゾシカを食材で出してくれる店は札幌でも増えた。畜産ができないので業者泣かせであるが、美味であることには変わりなし。

今回のツアーの目的のひとつが音威子府そば。信州そば育ちの私には、予想もつかないが、予想以上に真っ黒。駅前にあるはずの「常磐軒」は休業で、道の駅も探したが蕎麦はない。歩いて15分ぐらいのところに1軒あるというので、駅前のコープで自転車を借り、次の特急に間に合うように駆け足で「一路食堂」へ。休業の「常磐軒」は、昨年10月に復活したと聞く。駅そばのうまさはやはり信州に軍配が上がる。常磐軒、頑張って欲しい。

時間に余裕ができたので士別で下車し、食したかった士別のサフォークを「花の友」でいただく。ジンギスカンは食べ放題が定番。でもこのサフォークは食べ放題がない。柔らかく脂が少ない。ビールを流し込み3人前をたいらげ帰路へ。
蕎麦
幼少のころから母親の打った二八蕎麦で育った。そばに含まれるルティンが血圧を上げないと祖父に言われてよく食べた。そば粉は「風邪を引く」ので新粉を早めに打っていたのを覚えている。
「信州そば」は有名だが、そばの収穫量は信州は2番目で、全国の約50%を北海道が占め、収穫量は圧倒的に北海道王国である。世界では、ロシア、中国が上位を占め、北海道の100倍ほどの収穫量があるというから驚きだ。
蕎麦の生産量は、茹で麺が埼玉県がトップで、乾麺は長野県が圧倒的に多い。「信州そば」というブランドがついているが、原材料のソバは北海道産も多く、国産は20%程度で、ほとんどを中国産に頼っているという。
札幌に8年いて感じるのは、道産子はラーメンを食べる頻度が多いので、その分蕎麦の消費量が少ないような気がする。でも近年は札幌市内の蕎麦屋さんも特徴のある店が増え、蕎麦屋めぐりも楽しい。
収穫量1位の北海道と乾麺生産量1位の信州が手を組んで、新たな蕎麦の世界を創造し、あらたな蕎麦ブランドができたらいいと思う。
このブログでは、「そば」「蕎麦」と混合して使っているが、原材料のソバの実は「ソバ」、製品の麺が「蕎麦・そば」と最近教わった。恥ずかしながら改めます。







